昨年の10月14日にSONY α9をローンで購入し1年が経過する。
貧乏サラリーマンが無理して超高額カメラを購入した感想を述べようと思う。
ローンを軽く考えすぎていた
某カメラ店に踊る広告「48回ローン無金利」
当時の私の小遣い事情から
- 「月々数千円の支払いくらい何とでもなる」
- 「1年で繰上げ返済する」
とか軽く考えていた。あの頃が懐かしい。
ローンは組まないほうがいい。あと3年残ってると思うと目眩がする。
他のカメラが気にならなくなった
そろそろSony α9Ⅱが発売されるようだ。
しかし全く気にならない。
初代α9でも、10年くらいは性能に不満を感じないだろう。
「Sony αシリーズは肌の色が・・・」と言われているが、肌色は好みの色である。
瞳AFの精度は素晴らしいの一言で、食いついて離さない。
画素数が2420万と平均的だが十分である。私のPCスペックではこれでも重すぎる。
最近、最新のアップデートを終えたばかりだがこれ以上の性能は要らない。
ポルシェを買うと他の車が気にならなくなるという。
分かる気がする。
α9で連写を使っていない
Sony α9の立ち位置は「Speed」らしい。
α9を購入し1年が経過しようとしているが、連写機能を一度も使ったことがない。
たまに、右人差し指で連打している。
改めてα7Ⅲで十分だったと思う。
Sony α9を購入して部屋が片付いた
現在、月1万円の小遣いと、BOOKOFFで本を売りながら月末の返済をやりくりしている。
山のようにあった子供たちのマンガもだいぶ無くなった。
(もちろん子供たちから「もう読まないからいらない」って言われたマンガだけです)
おかげさまで、だいぶ部屋がスッキリしてきた。
※写真掲載した、でんじゃらすじーさんってマンガは息子のお気に入りなので売れない
金銭感覚が元に戻った
たまに開催されるmap cameraセールの「夜市」
今でも夜市が開催されていると見に行くが、以前のように心がときめかない。
最近では6万円以上のカメラ・レンズが高すぎて買える気がしない。
お金がないと自然と金銭感覚が元に戻る。
筋トレをするようになった
今まで暇さえあれば「次はどんなカメラを買おうかな?」とネット検索したり、カタログを収集したりしていたのだが、お金が無くなると調べなくなった。
調べなくなると、夜に自由な時間ができる。
んで、最近やることないから腕立て伏せをするようになった。
機材が良くなっても
良いカメラを買えば良い写真を撮るようになると思っていたけどそんなことなかった。
見返すとどうでもいい写真が多い。
別にα9で養命酒を撮りたかったわけではない。
結局、外出しないと撮るものがない。
旅行に行くお金もない。
買ってよかったと思ってるし、もう2度と買えないとも思う
当ブログはカメラブログではない。
なのに自分のポテンシャルを遥かに超えるカメラを購入してしまった。
いまだに何ができるカメラなのか理解していない。
非常に勿体無い買い物をしてしまったが、昨年は心に余裕があったからこういう無茶ができたのだと思う。
これからは子供にお金が掛かるからもう2度とこんな散財は出来ないだろう。
このカメラで撮れないものはどのカメラでも撮れないという安心感。
何が出来るんだろうと言うワクワク感。
買うなら中途半端な買い物をせずに、最高峰を買うのも良いと思う。