シブリバラ短期大学

カメラ好きの『お父さん子育て奮闘ブログ』

飾りじゃないのよ、絞りリングは【Flektogon 35mm リペア成功】

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先日、依頼していたCarl Zeiss JENA Flektogon 35mm F2.4のリペアが完了して戻ってきました。

手術、大成功です。

知ってました? 絞りリングを回すと絞りが動くんですよ

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無事、大手術を終え、私の元にFlektogonが戻ってきました。

お恥ずかしながら、ずっと絞り機構が壊れているのに気づかずに使っていたようです(笑)

 

原因は「ヘリコイドのグリスが絞り羽根で固着していた」ことです。

このレンズではよくある現象らしく、確かにネット検索すると絞りが機能していないものを見かけます。

 

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ヤフオクで3万円〜4万円程度で状態の良さそうなものがゴロゴロしていますが、絞りが開閉している写真が添付されているものを選んでくださいね。

 

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ちゃんと絞られていますね。

知ってましたか?絞りリングを回すと「絞り」が動くんですよ?(笑)

F2.4とF8を比較

一応、写りの違いを確認してみます。

①F2.4

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中心だけはっきり見えてますね。

最大開放がF2.4と控えめなので、ピント合わせはシビアではないです。

②F8

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F8だとピントの合う範囲が広がってます。

そうですね。確かにFlektogonでこんな写真撮ったことなかった(笑)

保管時はレンズ前面を下にして置く

リペア職人の方からアドバイスをいただいたのですが、レンズは前面を下にして保管してないとダメだそうです。

皆さんにとっては当たり前のことなのでしょうか?私は知りませんでした。

 

そうしないとまたグリスが絞りの方へ移行して固着してしまう原因になるとのこと。

これからは気をつけたい。

飽き性な私が、こよなく愛すレンズ

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はっきりいうと

オールドレンズは、マウント変換アダプターのせいで鏡筒が長すぎて嵩張るから嫌なんです。

でも、このレンズは好きなんだなぁ。(壊れているのを気づかなかったくせに)

 

カビは無かったようですが、レンズ裏面も綺麗に掃除してくれました。

信頼できるリペア職人がいてくれるのは非常に心強い。

 

オーバーホールして戻ってきた私のFlektogon。

より一層、お気に入りのレンズとなりました。

 

ただ、

Canon M100との組み合わせだと、色合いがキヤノン色に引っ張られますね。

既に手放してしまったFUJIFILM X-T1との組み合わせの方が、私好みの色が出ます。

それにFUJIFILMの方が高感度に強いですね。

困るなぁ・・・。