親に似ず、娘は成績が良い。
今回初めて「全国統一小学生テスト」を受けました。
早いもので、もう5年生
(※ 当記事最後の「結論」の章は消去しました 2018/11/5 )
娘にとって、テストは面倒であろう。
今日は祝日。
学校行事でも無いのに、慣れないところでテストを受けるのだから。
全国で自分がどの辺の位置にいるのか分かるのも良いと思い受験させた。
田舎に住んでいると狭い視野でしか立ち位置が分からないからだ。
慣れない場所でのテストだから不安かな?と思い、
しばらく試験会場の後ろに居たけど、私はどうやら邪魔っぽい。
思えば、娘も早いものでもう5年生だ。当然か。
1人称から、子供主体の人生へ
やることもないので喫茶店を探したが、田舎なので何処にもない。
近くに幸い図書館があったため、時間を潰すことに。
私は大人になるまで人生がとてもつまらなかった。
結婚して、それなりに楽しかったがとにかく仕事が忙しかった。
たまの休みは「休みの日くらい休ませてほしい」と思った。
結婚して数年経過したが多忙・ストレスもあり、なかなか子宝に恵まれなかった。
ある日、コインランドリーで洗濯している時に嫁さんから電話があった。
「子供が出来たみたい」
涙が出た。
あの日で自分だけの人生は終わった。
子供の人生を支える人生に変えようと思った。
図書館では、私の好きな松任谷正隆の本を読んだ。
時間潰しも悪くない。
今までなら、休みの日はゆっくりしたかった。
今では、子供の行事のためなら時間を無駄に過ごすのも幸せに感じる。
図書館と試験会場の5分程度の道程で、季節外れの狂い咲きの「桜」が咲いていた。
これから数年後には、娘や息子の「サクラサク」に一喜一憂することになるだろう。
子離れできる自信がない
娘が試験を受ける様子を見るのは初めてだ。
トイレは大丈夫かな?
ちゃんとマークシート書けてるかな?
緊張してないかな?
心配してしまう。
でも、娘は私の心配をよそに大きくなった。
娘がまだ小さかった時、
知らない場所で子供がいっぱいいるような場所では、いつも私の影に隠れていた。
なかなか親離れが出来ないでいた。
今ではもう立派に大人の階段を登っている。
子離れが出来ないのは自分なのだろう。
あと数年で羽ばたいて行くのが嬉しくもあり、寂しく、悲しい。