いつか使おうと思って放ったらかしになっていたKonica C35 EF。
重い腰を上げて、フイルムを装填してみた。
使い方を完全に忘れた
中学・高校・大学とフイルムカメラしか世の中になかったので、今更フイルムが新鮮という気持ちはない。
でも、フイルムカメラから離れていると「どうやってフイルム入れるんだっけ?」という気持ちになる。
ところで、この蓋付きのプラスチックのフイルムケースは、ラジコン界で一般的に使われることが多い。
このケースにクリーナー液を入れて、ラジコンのベアリングを入れてシェイクして汚れを取る。
だからこのケースは15年前までよく使っていた。
さて話を戻すが、このカメラはどうやって使うんだっけ?
小・中学生の頃まで我が家のカメラとして使われてきたのだが、多分その頃はテキトーに撮っていたはずだから知識はいらないはず。
とはいえ、このボタン電池は30年くらい放置していたはずだから変えないといけないだろう。
いわゆる「水銀電池」だと思うが、規格が分からない。
調べてみると電圧が異なるものの「LR44」で使っている人が多いようなので、100均で買ってきた。
LR44の方が電圧が低い(?)ため、ASA(ISO)値を1つ小さく設定すると良いようだ。知らんけど。
写真だと超ボケてるけど、レンズの下側にASAが表示されている。
レンズの内側にあるギザギザダイヤルを回せばASAを変更できる。
今回フイルムの感度は400なので、ASA 200にしてみた。
つーか、子供の頃この値を変えた記憶がないから、結構アバウトでも大丈夫なのかもしれない。
電池をLR44に入れ替えたら、無事に露出計が動いた。
ちなみにこのC35(ピッカリコニカ)の特徴であるフラッシュ機能は、電池の液漏れと固着によりお亡くなりになってる。
室内や夜間での使用は諦めることにする。
レンズはHEXANON 38mm F2.8というものだ。
カメラ名が「Konica C35」って名前だから、てっきりレンズも35mmだと思っていたけど違うらしい。
当時は被写体深度なんて言葉も知らなかったし、子供の頃の写真を見返してもパンフォーカスなものしかないからピントは気にしなくても良さそうだ。
レンズケースが割れている。
距離は自分で設定するのだが、最短で1mとなっている。
かなり寄れないレンズのようだ。
Youtube動画を参考にしながらフイルムを装填してみたが、30年も経つと忘れるものだな。
27枚も撮りたいものがない
数回シャッターを空打ちして準備完了。
27枚しか撮れないけど、あえてフイルムで27枚も撮りたいものが無い(笑)
ここまで準備しておいて言うのもなんだけど、27枚まで到達するのはいつになるんだろう?
つまらないものを撮っても現像代が勿体ないし、しばらく出かける予定もない。
デジカメが主流になった昨今、昔は24枚とか27枚とかしか撮れなくて不便じゃなかったのかなぁ?と思い返したけど、当時も24枚程度で事足りたのがわかる気がする。