ミドル脂臭が出てきた40歳前後のオッサン世代の皆様、こんばんは!(こんばんは)
仕事に疲れて週末寝てばかりいるより、たまには自分を無にする時間も必要よ。
ちょっとかじっただけだけど、焚き火の魅力を語る
先日、焚き火デビューをしてきました。
なので、私のような初心者が語るのもアレなのですが、初心者だからこそ感じた魅力があるので書いてみようと思います。
①焚き火こそ最高のインドア
(注:昼間はダメだ。超ロンリーな気分になる)
やってみてわかったのですがファミリー層が超多いオートキャンプ場でも、
夜になると周囲が暗くなるので、一人の世界にとっぷり浸れます。
家に引きこもるくらいなら、暗闇で引きこもってみてはどうでしょう?
(自分でも何を言ってるのかわからない)
キャンプっていうとアウトドアってイメージですが、インドア派の方が焚き火に向いていると思います。
そもそも、ソロで焚き火をする場合は「会話は無」です。
誰に気兼ねすることもなく、炎を見ているだけで癒されます。
焚き火って放っておくと消えてしまうので、
焚き火をしながら小説でも・・・なんて事をしてるといつの間にか消えてます。
なので、焚き火を育てる作業が必要です。
育てるというか、延命作業かもしれませんが(笑)
っていうか、「焚き火」の火で本を読むっていうのに憧れて小説を持って行ったんですが、暗くて見えやしねぇ。
もし読書をしたいのならkindleみたいなものがいいかもしれません。
②自分を見つめ直すより、無になる時間を
40歳前後になると、仕事のことや家族のこと、自治会のことや近所付き合いのことなどぼーっとしてると何かしら考えている自分がいます。
なかなか大人になると「無」になれないものです。
- 自分はこのままでいいのか?
- 自分はこのポジションでいいのか?
- 自分は社員にどう思われているのか?
- 卒業して一体何わかるというのか?
- 思い出の他に何が残るというのか?
- 先生あなたは、か弱き大人の代弁者なのか?
ついつい考えている自分がいるのでは?
面倒だから、焚き火しようぜ!
一緒に死んだような目で、焚き火の揺らめく炎を見ていよう。
③お金を燃やす行為
焚き火というのは不思議なもので、
- わざわざ遠いキャンプ場に行って
- 大量の薪を、数千円で購入して
- ひたすら燃やす
まぁ言い方変えたら、お金を燃やすような作業な訳です。
なんつーか、理詰めで考えてしまうとあまりに馬鹿馬鹿しい行為なわけですが、
数千円で楽しむアミューズメントとして考えれば最高なわけです。
そもそもお金でモノを購入しても、購入した時は嬉しいし楽しいのですが、結局は飽きてしまうもの。
モノを消費する行為っていうのも楽しいものです。
④勝ち負けがない世界
男という生き物は、仕事をしていると何かと勝負をしてくるもの。
自分では気にしてなくても「成績」や「貢献度」、はたまた社員からの「信頼度」など比較されるものです。
もうそんなしょうもない勝負やめて、焚き火しよう。
炎に魂ごと持ってかれたような抜け殻の自分は、負け犬そのもの。
もういいよ。私の負けだ。それより薪を燃やしたい。
(あれ?負けてるね)
⑤意味もなく刃物を持つ男
薪を買うとしよう。
さてどんな薪を買いますか?
細かい薪はすぐに燃えてしまうので、どんどん薪をくべていかなければならない。
太い薪は燃焼時間が長いのだけど、最初は燃えにくいから、ある程度細く薪を切らなければならない。
そこで「ナイフ」か「斧」の登場である。
ナイフや斧って、キャンプ以外で使うときあるか?
斧なんてドラクエでしか使ったことないし。
そんな刃物を使う作業こそ、焚き火の魅力だと思う。
中学生の時にこんなナイフを持っていた同級生がいなかったか?
「いつ使うんだよ?」と思わなかったか?
多分、爪を切ったり、お父さんのビールの栓を抜いたくらいしか使わなかったと思うよ。
でも、男というのはアホなので刃物が好きな時期があるわけさ。
こんな斧、戦士しか持てないと思ってたよ。
ワクワクしないか?これで切った薪を燃やすんだぜ?(私、斧持ってないけど)
もう面倒だから、焚き火しようぜ?
⑥自分の部屋なんて無いんだろう?テントが君の部屋だ
世知辛いこの世の中、自分の部屋なんて持ってない旦那さんも多いことでしょう。
自分用の書斎なんて夢のまた夢です。来世、頑張りましょう。
そこで、男はテントです。
焚き火と、テントさえあれば自分の空間の出来上がりです。
男には秘密基地ってやつが必要なのです。
思う存分、焚き火をしたら秘密基地で寝ようぜ。
⑦焚き火がどうしても無理な人は、YouTubeで見よう
- 仕事上、どうしても休みが取れない人や
- キャンプ場がものすごく遠い人
- 虫が嫌いな人
- 家庭の事情
色々と理由があって、焚き火をすることがどうしても困難な人はYouTubeで見ましょう。
現在、ひたすら焚き火してるだけの映像がいっぱいあります。
20分くらいずっと見とれてしまいます。
ヘッドホンをつけて薪が爆ぜる音を聴きながら、ひたすら炎を見る。
意外とこれだけでも「無」になれます。
⑧でも、一人でやるのは緊張してしまう
うん。わかるわかる。
でも、面倒だから焚き火しよう。