カメラのレンズを、カッコいいケースに入れたいのだけど良いのが売っていない。
今日、時間があったのでとりあえず1個作ってみました。
コンセプトは100均の材料のみで作る「アンティークレンズケース」
まずは、ベースとなる箱を物色。
桐素材で良さそうなものがあったので購入。
桐は呼吸をして湿気を吸うので、レンズケースに良いのではないでしょうか?
あとは、箱周囲の「金具類」を物色。
- コーナー金具 4P (古色仕上げ)
- アーチ型 留め金(古色仕上げ)
- 蝶番 22mm 6P(古色仕上げ)
以上を使用することにします。古色仕上げの色がなかなか良いです。
まずはレンズの大きさにケースを切断
えー、ノコギリとペーパー(紙やすり)を2種用意します。
すみません。どちらも100均ではなく私物です。
ペーパーはホームセンターで1枚30円程度で売っています。
目が粗いものと、細かいものを用意しましょう。(←ここ大事)
今回は「FUJIFILM XF18mm」という、薄いパンケーキレンズ用のケースを作成します。
そのため、少し薄めのケースにします。
ざっくりノコギリで切断したあとは、粗めのペーパーで切断面を平らにして、
そのあとは細かいペーパーで切断面を均しましょう。
テキトーでいいんです。どうせ100均の材料だから(笑)
塗装をしましょう
今回は、無難なアンティーク調を目指すので「茶色」のペンキを選択しました。
すみません。これも100均ではありません(笑)
塗装が苦手な方はスプレータイプにしましょう。500円くらいで売っています。
まだ蚊がいるので、蚊取り線香は必須です。
ザザーっと塗りましょう。
ペーパーで思いっきり磨きましょう!
テキトーでいいのに、ムラがないように塗ってしまう性分(笑)
このままでも高級感があっていいのですが、今回のテーマは「アンティーク風」。
勿体ないけど、乾いた後に思いっきり「目の細かいペーパー」で磨きましょう。
(粗めでもいいのですが、一気に磨きすぎると汚くなります)
思いっきり磨くと、こんな感じで「スレた」ようになります。
目が細かいペーパーでやると、このように経年的にスレたイメージになります。
オススメ。
内装はフェルト素材を貼ります
箱は「seria」で購入したので、材料は全て同じ店で揃える方が楽なのですが、
フェルト素材は「DAISO」の方がいい色が揃っています。
オススメは、1番左側のボルドー色。
アンティークな感じになる予感。
寸法をしっかり測って、木工用ボンドで貼り付けます。
木工用ボンドも100均に売っているものを使用しています。
金具をネジで取り付けます
先ほど紹介した3種の金具を取り付けます。
失敗してやり直すと、穴がみすぼらしくなるので慎重に進めましょう。
桐素材は柔らかいので、女性でも楽々ネジを回せます。
まぁ、失敗しても100均だからまたチャレンジしましょう!
出来上がりでーす!
なんとなく、アンティーク風に仕上がったのではないでしょうか?
裏側はこんな感じ。
ペーパー掛けをすることで、出来上がったばかりなのに使い込んだ感じが出ています。
特に「角」と「天板の真ん中」周辺をしっかり磨くのがオススメです。
ボルドー色にすることで、アンティーク色が強くなります。
「レンズを入れてみた」の巻
レンズが中で動き回らないように、少し追加で周りに詰め物をした方がいいと思います。
レンズが宝物になったような感じになりますね(笑)
失敗というか、残念だったところ
作った後で発覚したのですが、ネジ先がモロに飛び出している箇所があります(笑)
これはアカンやつだ(笑)
蝶番を留めるネジが飛び出しています。詰めが甘かったなぁ・・・。
ただ、蓋を閉めるとネジは干渉しませんし、使用上で問題になるわけではないので今回は良い教訓として次に生かしたいと思います。
おもちゃ箱にもどうでしょう?
本当は、革ベルトを装着して「宝箱」風に仕上げるべく、材料も用意していたのですが、箱が小さすぎてベルトを装着するスペースがありませんでした。残念。
しかし、なんとなく「宝箱」風な雰囲気を醸し出しているので、
「子供の宝物入れ」や「おもちゃ箱」としての用途にもオススメです。
トミカが、ちょうど3台程度入る大きさなので、
「ビンテージもの」のトミカを入れてみてもいいかもしれませんね!
(写真のトミカは普通のものです)
今日は、時間がなかったので1人で作ってしまいましたが、
別に難しい工作ではなく、材料も100均で買える素材ですから、
週末に子供と一緒にDIYを楽しむのもアリですよ!