シブリバラ短期大学

カメラ好きの『お父さん子育て奮闘ブログ』

FUJIFILMのレンズキャップがダメすぎるので、検証してみました

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FUJIユーザーの皆さん、レンズキャップは純正のままお使いですか?

私はどうしても使いにくくて他社製に交換しました。

FUJI愛はあるが、キャップは愛せなかった

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XF18mmレンズにフィルターをつけ忘れていたので、

フィルターと一緒に、レンズキャップを購入しました。

 

FUJIのレンズは本当に素晴らしいのに、FUJIのキャップは残念でしかない。

XF18mmのフィルター径は52mmと特別小さすぎるほどではないのに、

とにかく「開けにくい」「外れやすい」「落としやすい」

HAKUBA ワンタッチレンズキャップ「2」(400円)を選択した理由

なぜ、数多くあるうちのレンズキャップでこれを選んだかというと、

  • 外観がシンプル(メーカー名がない)
  • レビューが良い
  • ワンタッチレンズキャップ「2」ということで「改良型」だと推測
  • 紛失防止用のヒモがついているもの

 以上4点です。

特に改良型だと推測できる「2型」というのがポイント高いです。

FUJI純正と、HAKUBA製のレンズキャップを比較

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見た目が「どっちもどっち」感がありますが、実は全然違います。

FUJIのキャップは、すぐに外れやすいという大きな理由を2点挙げてみます。

違い① バネの強度が全く違う

実際にレンズに装着してみるとよく分かります。

  • HAKUBA製は「バネが強く、ガッチリとレンズに嵌る」
  • FUJI製は「バネが弱く、レンズへのテンションがかなり低い」

ちゃんと気を付けて嵌めれば、純正でもしっかり嵌るのですが

ちょっとした衝撃や、バッグに入れる際に簡単に外れてしまいます。

違い② 指でキャップを開け閉めする外周部分が、純正は広すぎる

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まず、キャップの内側の開け閉めする部分(図:白矢印)について

右のFUJI純正の方は深さが浅いために指が入りません。やりづらいです。

 

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(写真 左が純正)

FUJI純正はキャップの厚みがかなり薄いために、深さを確保できていません。

なんとか苦戦して外したとしても、薄いためにキャップが掴みにくく結構な確率で落下させてしまいます。

 

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そして、キャップの外周を押すところ(図:赤矢印)でも開閉できるのですが、

FUJI純正は外周の押せる部分が広過ぎて、なおかつテンションも弱めなので、

バッグに入れておくと、当たりやすくて外れてしまいます。

 

特に外周の押せる範囲が広すぎることが、主たる悪評の根源だと思います。

社外品は、すごく良い訳ではないけどFUJI純正よりよく考えられている

  • 社外品はレンズキャップの厚みを大きくすることで、内側のレバーを掴みやすくしているだけでなく、レンズへの固定する範囲(厚み)を広く確保できています。
  • フィルター径が小さいレンズなら尚更、薄いことで取り扱いが難しくなる。
  • 微々たる違いですが、プラスチックの素材が純正は「ツルツル」していますが、社外品は少しだけ滑りにくいです。
  • 落下防止のための「ヒモ」がついています。考えようによってはダサいのですが脱着に神経質にならずにすみます。落としてもブラーンってなるだけです。

まぁ、数百円のパーツなので落としても気にならないものですが、

キャップを脱着する際のストレスが軽減するので、社外品をお勧めします。

 

本当はアルミ製のキャップを装着するとカッコ良いんですけど、レンズキャップは実用性重視の方が賢明です。