シブリバラ短期大学

カメラ好きの『お父さん子育て奮闘ブログ』

昨年からずっと痛かった奥歯の痛み。歯性上顎洞炎で手術入院しました【Part 1】

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実は昨年夏ごろから右奥歯の辺りがずっと痛くて治療をしていたのですが、どうも原因は右奥歯の上の歯が原因かもしれない可能性が浮上した。

奥歯の上の歯が、上顎洞に突き抜けてる

左の鼻は以前「蓄膿症」の手術をしていて、耳鼻科で定期的にCTを撮影してフォローをしているのだが、どうも反対側である右側の上顎洞の膿が少し増えてきているという。

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んで、よくよく見てみると奥歯の根元が上顎洞に突き抜けているのが原因で、それに伴い歯の周囲も化膿してきているという。

この状態は意外と誰しもがなる可能性があることで、例え虫歯がない人でも抜歯が必要となる。

 

かかりつけの歯科に紹介状を書いていただき、歯科医に診ていただいたところ「大きい病院で手術した方がいい」とのこと。

で市民病院に行くことにした。

3泊4日の入院

運良く、次の週に手術可能とのことでバタバタと入院手続き及び検査。

歯科領域と耳鼻科領域(上顎洞)の手術になる。(抜歯して上顎洞の洗浄)

横向きに生えている親知らずも一緒に抜歯することになった。(合計2本抜歯)

 

全身麻酔での手術になるので前日入りで3泊4日。

歯の手術だから寝たきりになる訳でもないし、入院生活は楽かな?と思っていた。

最後の晩餐

んで、前日入りして入院。

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午前からの前日入院なのだがやることがない。

 

個室を予約していたのだが、インフルエンザの時期のため個室が満室で2人部屋となった。

部屋でテレビを見るための「テレビカード」を購入したのだが、見る気分ではない。

小説を読んで過ごす。

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夕御飯は通常の病院食が出た。これが最後の晩餐となる。

明日からは固いものが食べられないようだ。

 

明日のために早めに寝ておこうと思うのだが、隣の患者の独り言がうるさくて寝られない。

結局、一睡もすることが出来なかった。

手術当日

朝9時から手術とのことで、朝6時ごろから病衣に着替えて点滴をして待つ。

かなり緊張している。

 

9時ちょっと前に手術室からお呼びがかかり、手術室へ向かう。

手術予定時間は30分~1時間の予定らしい。

短時間なので尿道カテーテル挿入は無し。(←ここ大事)

着々と手術準備が進み、点滴から麻酔が入って少し息苦しさを感じて数秒後に眠りに入った。

手術終了

「終わりましたよ」

という声で目がさめる。

 

なぜか呼吸がすごく苦しい。麻酔の影響か、喉に挿管していた影響か。

しばらく呼吸苦に苛まれる。

上の歯茎全体にマウスピースが装着されている。

抜歯したことで上顎洞に通じる穴が出来ているため異物侵入を防ぐものだ。(もちろん歯茎の縫合はしている)

時計を見ると正午になっていた。

 

どうも難手術だったようで2時間程度掛かったらしい。

下の横向きの親知らずが、「顎の骨」と「舌骨」に対して強固にくっついていたらしく、見せてもらった粉々の歯からも苦戦を感じ取ることができる。

 

下の親知らずは、歯茎をまず切開して顎の骨をある程度削り、歯の頭側をまず切除し、それから歯根を切除するという「The手術」なので、骨折と同じような痛みになる。

今回の主目的は歯性上顎洞炎なのだが、親知らずの方がメインと言っても過言ではない。

痛くて寝られない

同じ病室の患者が、他の病室に移動になったので私だけになった。

これでゆっくり寝れると思いきや、痛みでそれどころではない。

 

看護師:「痛みが強かったら点滴から『痛みどめ』を挿れるのでいつでも呼んでくださいねぇ」

 

って言ってくれたのでしばらくして呼んだのだが、「我慢できないほどの痛みですか?耐えられないほどですか??」って聞かれたので「耐えようと思えば耐えれるけど寝られないので痛みどめを・・」と言ったら、

 

看護師:「どうしても耐えられなくなったら呼んでください」

 

と言って去っていった。

で、2時間ほどして痛みが強いのでもう一度ナースコールをする。

 

看護師:「どうしても耐えれないほどですか?」

 

そう言われると耐えようとすれば耐えれるけど、かなり痛いんですと力説するも「我慢しましょう」で去っていった。

痛みどめ挿入へのハードルが高い。

 

で、朝を迎え担当看護師が変わった際に「痛みどめ必要ないですか?」と聞かれ、「いいんですか?」と聞くと「え、いいですよ」とあっさり痛みどめを入れてくれた。

どうも夜勤の人は痛みどめが面倒だったらしい。

 

part2へ続く

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