今まで「膝掛け」とか小さいプレゼントはしたことがあるものの、
母に高価なプレゼントをあげるのは初めてです。
母が病気になりました
私のとぼけたブログに書くような内容ではありませんが、
母が病気になりました。
ここ最近、ブログが数日ほど書けなかったのはそれが原因です。
っていうか、ブログの事を忘れていました。
今までずっと一緒に暮らしていて放っておいたわけではないのですが、
気づいてあげれなかった事を後悔しています。
母に何かしてあげたいと思って考えていたのですが、
母は今まで一度も「カメラ」を持ったことがありませんでした。
っていうか、贅沢品の類のものを今まで自分で購入したことがなかった人なのです。
これから、1日でも長く、何年も長く生きていてほしいから、
思い出をいっぱい綴ってほしくて「カメラ」を購入してあげることにしました。
メカ音痴な母へ Canon Powershot SX620HS
なるべく「簡単に」「綺麗に」「手ブレなく」撮れるカメラを探して
Canon Powershot SX620HSというカメラにしました。
母と電気屋さんに行って色を決めてもらい、シルバー&ホワイトにしました。
母へのプレゼントなので、今回「レビュー」や「開封の儀」はありません(笑)
液晶も綺麗だし、ズームは25倍だし、手ぶれ補正もあって綺麗に撮れそうです。
これでも、70歳過ぎた私の母にはこのカメラでも難しいみたい。
初めてのカメラですからねぇ。でも喜んでくれました。
カメラは大切な1日1日を綴るもの
カメラ大好きな私ですが、カメラで撮る写真の意味を改めて考えさせられました。
大切な思い出を残すものなんですよね。
当たり前のことなのに、その当たり前のことがわかっていませんでした。
人生の時間は有限です。
- 自分の大切な人
- 楽しかった旅行
- 美味しかった食事
- 美しかった風景
1日でも長く生きて、思い出のアルバムをいっぱい作って欲しいから。
もっと早くプレゼントしてあげればよかった。
でも、生きているうちにあげることができて本当に良かった。
まだまだ思い出づくりできるよね。
しんどかったら、僕がどこにでも連れてってあげるから。
だから、いっぱい写真を撮って欲しい。
まだ、きっと楽しいことはいっぱいあるから。
壊れたら何回でも買ってあげる。だから袋に入れて大事にしないで。
いろんなところに持って行って、傷をいっぱいつけて、いっぱい撮ってほしいよ。
もう42歳だけど、僕は今でも泣き虫で弱虫な息子のまま
物心ついてからは、親に向かって「大好き」だなんて言ったこと一度もなかった。
心の中では思っていても、言葉にしないと伝わらない。
この歳になって初めて「母さん、大好きだよ」って言いました。
「幸せです」って返答が返ってきました。
もしあなたの親がまだ生きているのなら、絶対伝えた方がいい。
今までの感謝の気持ちを言葉にして。
そして、今では記憶に残っていても、
次第に記憶は薄らいでいく。映像も、音も、気持ちも。
僕がカメラが趣味なのに、そういう大事な事をわかってなかった。
つらくて、悲しくて、ここ数日泣いてばかりだけど、
これからは笑顔の写真をいっぱい綴る日々にしたいです。
ごめんなさい。
暗いブログになってしまいました。
でも、楽しいアルバムが棚にいっぱいになるといいな。