数年前にひき逃げにあいました。
犯人は自分で見つけ出す。じっちゃんの名にかけて。
事故詳細について
出勤前の早朝。
30分ほどポタリングをするのが日課でした。
しかし、帰りの見通しの悪い交差点で事故に遭いました。
詳細
- 信号のある交差点 私が青信号 相手は赤信号
- 私は自転車 相手は原付(カブ)
- 私の走行速度は「時速 約10km/h程度」 かなり遅め
- 相手は何故か、道路脇の「歩行車道」を原付で走行
全く大した事件ではなかった
青信号なので直進したところ、交差点の歩行車道から原付がぶつかってきました。
軽く倒れた程度です。
ただ、アルミ製自転車が曲がってしまったし、足が挟まれたことで打撲しました。
ただ、赤信号側の相手が何故かすごい剣幕で激昂してきました。
かなり相手が怒っていたので、さすがに反論しました。
一応、事故なので免許証か何か身分がわかるものを見せてもらおうと思いましたが、
免許証を持ってないとのこと。
相手が仕事中ということなので
- 相手の名前
- 電話番号
- 相手が職場がすぐ近くの◯◯とのこと
をざっと聞きました。
数百m先に派出所があったので「とりあえず事故なので一緒に行きましょう」と言いました。
相手も了承したので、一緒に向かっていた矢先、相手が方向転換して逃げました。
ナンバープレートをメモしなかったのが失敗だった
最初理解できませんでしたが、10秒くらいして「逃げられた」ことを理解しました。
ただ、相手の職場を聞いていたので、その職場に出向きました。
「そんな職員いない」とのこと。
相手の電話番号に電話したら「現在おかけになった電話番号は・・・」でした。
騙されました。
ぶつけられて、激昂されて、冷静ではなかった為に本来一番必要だった
「ナンバープレート」をメモする(写真撮る)のを忘れてました。
警察に連絡
仕方ないので、警察に連絡。
本当に大した事故ではなかったのですが、騙されて逃げられたので立腹しました。
警察が15分程度で到着し、警察車両に乗せられ、現場に実況見分の為に向かいました。
警察は周辺の家宅に「目撃者はいないか」「こういう原付の人はいないか?」確認してくれましたがいませんでした。
警察からも「多分、見つからないと思う。一応『立て看板』は立てるけど期待しないでほしい」と言われました。
大した事件ではないので仕方ないし、それでもいいと思いました。
しかし「騙して、逃げた」のがどうしても許せなかった。
犯人は自分で見つける
かなり小さな事故なので本格捜査は行われないのは想像できました。
だから私自身で見つけようと思った。絶対見つけて逃げたことを謝らせる。
自分なりに推理してみた
- 多分、犯人は今日中に現場にもう一度現れる
- 歩行車道を走行していたので、近辺に住む者
- 原付は特徴あるので覚えてる
- 顔も覚えている
幸い、その日の仕事は半日勤務だったので、昼から現場周辺の住宅にある原付をチェック(もちろん遠目から)
2時間ほど周辺で「現場に現れないか」待つ。(暇ですね)
しかし暗くなっても現れないので、一度帰宅。
夜間改めて、周辺を確認することに。(暇ですね)
どうしても現場周辺が怪しい
「歩行車道を走行してきた」
ここが解せない。
どう考えても現場周辺の者か、現場周辺に用事があった人だと思う。
改めて周辺をチェックすると、朝に警察が聞き込みをした家宅に「カバーをしてあるバイク」を発見。
少しめくると「例のバイク」でした。
詳細は伏せますが、かなり相手家族全員で威嚇された
玄関のチャイムを鳴らし、伺う。
ここから先は、内容は伏せますが、家族全員で威嚇されました。
本当に怒れたので、警察に連絡しました。
犯人が認め、ひき逃げが立証
警察曰く、立派な「ひき逃げ事件」になるとのこと。
どうするか聞かれたけど、大した事件ではなかったので訴えずに「謝罪と弁償」のみで終えることにしました。
とても気に入っていた自転車だったのですが、
フレームが完全に曲がり、修復不可能になっていたので。
ただ、謝ってほしかっただけの事件でした
本当に大した事件ではなかったので、事故時に謝ってほしかった。
私だって事故を起こすし、魔がさすことだってある。
ただ、騙して逃げることはしない。
ましてや、事故した側として相手に激昂することなんてしない。
相手が私のような「執着」する人間ではなかったら、多分逃げ切れたのだと思う。
「逃げた」ことを心から反省してほしい。