トランジットコンパクトで久しぶりに輪行しようと、
代用品として、PECO用カバー「ペコート」を購入しました。
PECO用カバー「ペコート」で代用できるか?
すでにトランジットコンパクト用カバーは廃盤になっています。
オークションで入手することも可能ですが、割高な価格で購入するのは嫌ですし、
そもそも、古いものですから経年劣化も気になります。
そこで、現行自転車であるOX Bikes PECO用のカバーが代用できればそれがベストです。
ほとんど同じ大きさであり、折りたたみ機構もほぼ同様なので大丈夫だとは思いますが、実際に装着できるか検証してみました。
早速、トランジットコンパクトに装着してみた
取り扱いに注文して、届いたものはこちらです。
特別、袋に入っておらず薄い緩衝材に包まっていました。
マジックテープで自転車に装着するタイプですが、結構強力なので安心です。
取り扱い説明書も付属しています。
このやり方に沿ってやってみます。
室内では難しそうだったので、外でやりました。
サドルにバッグを装着して、そこから中身を出して、自転車に被せていきます。
特別難しいことはありません。
結論から言うと、装着できます
フルジップタイプなので、全周締めてみました。
見出しにも書いたけど、結論から言うと入ります。
ほぼ同じ大きさなので想像通りではありますが、問題点がいくつかあったので記載します。
4つの大きな問題点
①結構パツパツ
おかしいなぁ。ほとんど同じサイズなのにちょっときつめ。
トラコンが入れにくい理由は、
- サドルがPECOに比べて大きいこと
- ペダルが折りたたみではないこと
が考えられます。
PECOには折りたたみペダルが標準装備されています。
サドルも細めですよね。
②ハンドルポストを六角レンチで緩めないといけない
PECOはハンドルが可変できます。
トランジットコンパクトは六角レンチがないと緩めることができません。
ハンドルを90度横に曲げて袋に収納しないといけないのですが、
そうするとタイヤが必然的に「横」に向いてしまいます。
そうすると袋に入れにくい(入れれないこともない)のでパツパツになります。
③トラコンは、スタンドの先が尖っているのでカバーが破れそう
スタンドの先が丸くて可愛いのは、カバーに入れることを想定しての事だったのかぁ。
ただ、可愛らしさを演出しているだけかと思ってました(笑)
ここがトラコンのように尖っていると、カバーを持ち上げた時に破れそうになります。
むぅ・・・やはり現行品PECOは考えられて開発されている。さすがです。
④担ぐときのショルダーベルトがPECO専用
担ぐイメージ図がありますが、このショルダーベルトは袋に縫い付けられてのではなく、PECO車体にショルダーベルトを専用金具で装着しているのです。
ここの、爪の部分ですね。ここに金具を装着します。
いやぁ・・・よく考えられている。まさに輪行用バイクです。
つまり、トラコンにはショルダーベルトは装着できません。
強引にハンドル周辺にショルダーベルトを巻きつけて担ぐことはできますが、スマートではありません。
自分は、そうしたけど。
結論:まぁ一応、トランジットコンパクトにも代用できますよ
面倒ではありますが、なんとか袋には入ります。
手間は要りますが、輪行する機会も殆ど無いでしょうから頑張ればいいだけです。
まぁ一応、自転車がすっぽり入るバッグなので駅員に引き止められることはないでしょう。
やはりスタンド部分の尖り部分で破れそうなのが気がかりなので、スタンドの先にスーパーボール等で加工して装着した方がいいと思います。
輪行は自己責任でお願いします。