GWの予定は決まっていますか?
どこに行っても人混みなら、始発列車で輪行しましょう。
「輪行」って言葉知っていますか?
自転車好きなら当たり前でも、一般人には馴染みのない言葉ですよね。
輪行とは、自転車を電車に持ち込んで乗車することです。
私はMV5FSというカッコいい自転車を持っていますが、
それ以外にBRIDGESTONE「トランジットコンパクト」という自転車を所有しています。
トランジットコンパクトは絶版名車です
私の愛車、TCPM12(無印良品OEM トランジットコンパクト)です。
トランジットコンパクト(TCP12)はBRIDGESTONE製ですが、一時期「無印良品」からOEM品としてラインナップされていました。
BRIDGESTONEには無い「ホワイト」色で、トランジットコンパクトの商品名シールも添付されていません。至ってシンプルな仕様です。
無印トラコン(トランジットコンパクトの略)に装備されているサドルは、路面からの衝撃を緩和するバネ付きです。
私はBRIDGESTONEの黄色トラコンも所有していましたが、そちらのサドルは硬めでした。
12インチという超小径自転車でありながら、
絶妙なギア比により全く不満のない速度で公道を走行可能です。
トラコンはシングルスピード仕様です。
私はこの「シンプル」な佇まいが大好きです。
折り畳み自転車は数多くあれど、
X型に折りたためる自転車は、当時この自転車だけでした。
(現在、OXエンジニアリングの「PECO」があります)
このX型折りたたみ機構は何が凄いかというと、今までは輪行する場合
- 自転車を分解して輪行バッグに入れる
- 折り畳み自転車を、横に折り畳んで輪行バッグに入れる
この2種の方法しかなかったのに、
トランジットコンパクトはこのように縦に折り畳んで、上からバッグ状のものを被せて、自転車を転がして車内に持込めるのです。
(現在では厳しくなって、車輪もバッグに入れないといけない為「フルジップタイプ」の輪行バッグが必要です)
輪行の旅は、自動車では体験できない発見ばかり
当時は、この方法で輪行しました。
北へ北へ向かい、田舎駅で降りて旅をする。
車で見る景色と、自転車で見る景色は全く違います。
絶対行くことのない「謎のトンネル」とか、山道など行っちゃいます。
自動車では絶対立ち寄らない「謎の定食屋」に行ったり、「和菓子屋」に寄ったり。
疲れてくたびれて夕方になった頃、電車でうたた寝しながら帰る。
リアル探検って感じで、楽しかったです。
OX PECOも輪行に最適です
X型の折りたたみ機構を持つトラコンが生産終了しましたが、
OXエンジニアリングという会社から「OX PECO」という本当に似た自転車が販売されています。
トラコンに比べて、軽量で、多段ギアで、ディスクブレーキ装備など、かなりレベルアップされた仕様になっています。
絶版になったトラコンは、今ではオークションなどで中古を手に入れるしか方法はないので、素直に高性能な「PECO」を購入すると幸せになります。
でも、私はトラコンが好きなんだなぁ
- シンプルなシングルスピード
- 無印良品トラコンの無垢な佇まい
- BRIDGESTONE製の安心感
何年経っても飽きない「時間的耐久性」があります。
改造する気はありません。このシンプルさが好き。
今でも、トラコンはオークションで購入できます。
でも、この無印仕様は中々お目にかかれないので、もし出品されてたら是非落札しましょう(笑)超レアです。
現在、トランジットコンパクトの輪行バッグは生産終了していますが、
OXエンジニアリングの「ペコート」という商品で代用できます。
(フルジップタイプのPECO用輪行バッグです)
OXバイクの取扱店に問い合わせすれば、現在も購入可能です。
税別7800円です。
走行性能を求める場合は、20インチ折りたたみバイク
DAHONは、定番メーカーなので安心感があります。買って損なし。
ドッペルギャンガーは、3万円を切る超安価モデルです。輪行デビューにおすすめ。
まとめ
折りたたみ自転車なら場所取らないから、室内保管もできるのでいいですよ。
今年のGWは、カメラ持って大人の探検に出かけてみてはどうでしょう。