先月、また一人職員が辞めました。
ストレスのために、しばらく働かないで休養するそうです。
仕事に取り組む姿勢を変えてみる
しばらく休養する。これも長い社会人生活でありだと思っています。
しかし、できたら「職につきながら休む」のがオススメ。
正社員が得る利点はかなり大きいので。
時間を売るという考え方
たいていの人が辞める理由は、
- 仕事量に対する賃金の低さ
- 人間関係などのストレス
この2つが台頭すると思います。
そもそも仕事は楽しいものではありません。
楽しくないからとか、やりがいを見出せないから辞めるというのはちょっと違うと思っています。
人生は有限です。無限に時間があるわけではありません。
仕事は、自分の人生のとても大切な時間(8時間)を売っているわけです。
私は20代をくだらない事で悩み、苦しみ、もがいてきました。
賃金に対する業務量ではなく、就業時間内に対する業務量が問題
多分給料が安いと嘆いている人は、多分かなりの重労働か、急かされて仕事をする人が多い傾向にあると思います。
問題は、賃金の少なさではなく、密な労働量だと思っています。
出来もしない量の仕事量を、就業時間内にやれと言われる。
そうすると、「こんなに頑張ってるのに給料これだけ?」という気持ちになります。
基本的に無理な仕事量を就業時間にやらせようとするのは、ただ単に人手不足なだけです。
雇用主が人件費をケチっているだけですので、真面目にやっている自信があれば通常のペースで仕事をこなせばいいだけです。
「時間内にできてないじゃないか」と指摘されても、人手を増やせば解決するので問題は雇用主にあるはずです。
変に無理して急いでしまうとミスをしてしまうし、ヘタにできてしまうと「やっぱり出来るじゃないか」と判断され、より一層仕事量が増えて自分自身を苦しめてしまいます。
真面目な人が陥ってしまう失敗例です。
仕事量が「モラル的な量」であれば、それほど賃金に対する不満は出てこないと思っています。
疲れて辞めたら、思い切って超暇な職場で働いてみる
私が最初に勤務した病院は、あまりに忙しくて休みのない職場でした。
中間管理職だったので、上からも下からも圧力があって大変でした。
残業時間は月に150時間くらいかな?もちろん残業手当は0円。
休みもひどい時は月1日。当直が月に8回、オンコール365日でした。
毎日、あまりに背中が痛いので診てもらったら「十二指腸潰瘍」
辞めました。
辞めた時に思ったのは、「次は思いっきり暇な職場を選ぶ!!」「心を充電する!!」と思って次の職場を選びました。
次の職場は年収でいうと200万円代でした(笑)
とにかく仕事が暇で、病院勤務でしたが午前数人患者が来たら、午後は0人とか普通(笑)
高校野球の季節にはひたすらネットで一球速報とか、Yahooニュースとかよく見るので変に時事問題に詳しくなったり、忘年会の出し物の練習をしたり。
当時、動画で小島よしおにハマってました。
給料には不満はありませんでした。だって仕事してないから。
1年もすると心が充電しすぎて放電してしまい、「仕事がしたい!!!!」と思うようになりました。
とにかくやる気満々だったので、30歳で公立病院の面接に通りました。
両極端を経験したことで、「暇もつらい」ということを知りました。